イチョウ葉エキスの副作用
イチョウ葉エキスの副作用
イチョウ葉エキスには副作用はあるのでしょうか?
イチョウ葉エキスは、適切な摂取量である、
1日あたり120〜240mgの摂取であれば、副作用のリスクは少ないといえます。
ただし、体質によっては、頭痛や吐き気、
めまい、発疹などの副作用が起こる場合があります。
特に、なんらかのアレルギー体質の方は、
アレルギー性の発疹の出る場合があるので注意しましょう。
また、イチョウ葉エキスには、女性ホルモン様の効果や、
妊婦さんの場合、分娩を早める働きもあるので、妊娠中の方は控えたほうがいいでしょう。
ちなみに、授乳中の方は、
十分な安全性が確かめられていないので摂取は控えたほうがよいでしょう。
その他、イチョウ葉には、ギンコール酸と呼ばれる
有害なアレルギー物質が含まれています。
サプリメントで製品化されている場合には心配はないのですが、
生のイチョウ葉を煎じたり、直接摂取したりすると副作用が出る場合があります。
ギンコール酸は、かぶれ、皮膚炎、頭痛やめまい、
便秘、胃腸の不快感などの副作用が起こる場合があります。
注意が必要なのは漢方薬や健康茶など、
イチョウ葉がそのまま入ったお茶タイプのサプリメントです。
これらの商品は、ギンコール酸の除去されていない製品の可能性が大きいので、
ギンコール酸も沢山摂ってしまう可能性があるため、注意が必要です。
◆他のサプリメントとの相互関係
イチョウ葉エキスと他のサプリメントを併用する場合は、
基本的に適量を守って摂取すれば、相互作用が出る心配はありません。
実際、私はイチョウ葉エキスとアミノ酸、マルチビタミン、アスタキサンチン、
ZMA(亜鉛サプリ)、DHA・EPA、カフェインなどと一緒に摂取してますが、
一切、相互作用がでていません。
◆薬との相互関係
イチョウ葉エキスと薬の関係では、ちょっと注意が必要な組み合わせがあります。
@ワーファリン
ワーファリン(正式名称:ワルファリンカリウム)は、
血液を固まらないようにして、血栓ができるのを防ぐ働きがあります。
イチョウ葉エキスも同じように、
血液を固まりにくくしたり、血管を拡張させて血行を促進する効果があります。
つまり、両方とも似たような働きがあるため、
同時に服用すると、出血したときに血が止まらなくなる恐れがあります。
A糖尿病の処方箋
イチョウ葉エキスは、血糖値を安定させるインスリンに影響を与える恐れがあります。
そのため、糖尿病の治療薬を服用しているときは、必ず担当医相談しましょう。